美容クリニック・美容外科

ダーマペンとエレクトロポレーションの違い

ニキビ跡やシワの治療によく使われるのが【ダーマペン】と【エレクトロポレーション】です。

ニキビ跡は ニキビが治った後でも赤みや色素沈着、クレーター(凹み)などが残っている状態のことです。

どちらも自力でのケアだけではほぼ改善しません。

 

ダーマペン

ダーマペンは超極細針を使用し肌表面にとても小さな穴を一時的につくって、自然治癒力(回復力)を向上させる治療です。

この自然治癒の過程で、コラーゲン生成が促され 肌の再生を活発にすることで、ニキビ跡やシワなどの改善効果が期待できます。

ダーマペンはわずかですが肌に傷をつけるので、医行為になります。

 

エステサロンではできない施術です。

※最新の【ダーマペン4】は、オーストラリアのEquipmed社が開発し、米国FDA(米国食品医薬品局)の承認を得ており、効果・安全性ともに高く評価されています。(FDAについて→「アメリカ食品医薬品局」 Wikipediaより)

ダーマペン4は湘南美容外科クリニックでも導入されています。

 

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションは電気の力で肌細胞に微細な穴をあけて、そこから成分を注入していく美容法です。

「電気穿孔法」といって細胞レベルでの穴をあけるので"外傷"にはなりません。

表皮からは浸透しない高分子の美容成分をたっぷり染み込ませていくことができ、加えて肌へのダメージを出来る限り最小限に抑えます。

そのためエステサロンでも施術ができます。

 

エレクトロポレーションで使用される美肌成分はいくつか種類があります。

ビタミンC シミなどの肌荒れに効果的とされ、活性酸素やメラニン色素を抑えて皮膚の抗酸化作用を高めます。
APPS(ビタミンC誘導体) 水と油、両方になじむ「両親媒性」という特性を持つビタミンC誘導体です。
ビタミンE 若返りのビタミンと呼ばれ、脂質の酸化を防ぎ血管を丈夫に保ち血液の流れを良くするとされています。
ヒアルロン酸 お肌の水分量を保ち潤いとハリを与える成分です。
グリシルグリシン 毛穴の縮小に有効とされています。
トラネキサム酸 しみ防ぎ美白効果があるとされ、しみとなるメラニンを抑制するとされています。
プロテオグリカン お肌の保水に効果的とされ、肌荒れやお肌の弾力をケアしてくれるとされ、メラニンの抑制作用もあるとされています。
マンガンサレン お肌を刺激から守るとされています。
アルジルリン 植物由来のアミノ酸でしわを目立たなくするとされます。
グリチルリン酸 お肌の炎症やアレルギーを防ぐとされ、肌荒れに効果があるとされます。
ムコ多糖 お肌に弾力を与え、コラーゲンの生成などにも効果があるとされています。
EGF お肌の新陳代謝を促し、老化したお肌を回復させる効果があるとされています。

 

ダーマペンとエレクトロポレーションの違い

この2つのマシンの決定的な違いは以下

 

効果の違い

ダーマペン →治療 深いニキビ跡も治る
エレクトロポレーション →フェイシャルエステ 浅いニキビ跡なら良くなる

 

料金相場

ダーマペン →¥10,000~100,000ほど
エレクトロポレーション →¥5,000~20,000ほど

 

ちなみにポレーションはクリニックでも行うことはあります。

エステサロンで医療機器は使えませんが、クリニックでエステ機器を使うことはあります。

 

治療にはダーマペン

ダーマペンは『治療』になりますので効果は高いです。

あまりに深くてひどいニキビ跡やシワにはダーマペンでしか治せません。

ただし"ダウンタイム"もあります。施術直後は血が滲んで真っ赤になりますので、場合によっては1~2日は人に会えないです。。

 

※施術は麻酔も使えるので、痛みはありません。

顔の周りは神経も集中しているため、安全に施術を受けるには確かな技術のクリニックに通う方がおすすめです。

 

浅いニキビ跡や小ジワならエレクトロポレーション

エレクトロポレーションはダウンタイムがないので、浅いニキビ跡や小ジワにはおすすめです。

エレクトロポレーションで開ける穴は 細胞レベルでの穴なので、ほとんどの場合数時間以内には赤みが取れるためかなり安全な施術と言われています。

あまり深いニキビ跡では効果はありません。

 

また、1度受けただけで継続しないことには効果が定着しにくいでしょう。効果が定着するまでには一定の期間がかかります。

1回分が¥5000~¥20,000ほどの料金相場

お得に通うのであれば『セルフエステ』などを活用するのがおすすめです。

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