基本的に妊娠中の美容整形(プチ整形含む)はNGです。
もちろん脂肪吸引も妊娠中は受けられません。
ただ、気づかずに受けてしまうリスクはあります。
ほとんどのクリニックは大した説明もせず、紙で「妊娠しているか?」にチェックをつけるくらいの簡単な確認なので、うっかり妊娠してしまっていたということはあり得ます。
どうすればいい?
基本的には事情を話して産婦人科へ受診してください。
上図のように脂肪吸引は脂肪層より下の組織には到達しない手術なので、子宮を傷つけるようなことはありません。
しかしカラダに傷をつけるため 胎児にも強いストレスがかかります。
すぐにエコー検査で無事かどうかを確認してもらってください。
ちなみに脂肪吸引に使う麻酔は"静脈麻酔"という眠ることだけをメインにした麻酔なので、比較的カラダへの負荷は少ないです。※"全身麻酔"は専門の麻酔医がいないとできません。
なので麻酔によって害が出る可能性は極めて低いです。
もらってる薬は止める
痛め止めなどの薬が処方されている場合は、ひとまず飲むのをやめてください。
妊娠中はNGなものが多くあります。
もちろん飲んだら必ず害が出るわけではないですが"一定の確率でリスクがある"ということなのです。
また、患部を冷やすのも良くありません。妊娠中の基本は『お腹を冷やさない』です。
早めに妊婦さんでも使える痛み止めを処方してもらいましょう。
脂肪吸引直後の妊娠はOK
余談ですが吸引後であれば妊娠されても特に問題はありません。妊娠をすると体重は増えすぎてもダメです。もともと脂肪の多い人は妊娠をするとさらに体重が増えやすくなるので、脂肪吸引で予防する人もいます。
※脂肪吸引で不妊になるということはありません。
基本的には1か月は間をあけるのが理想です。直後に妊娠した場合は、産婦人科で脂肪吸引したことは話しましょう。
無事だったけど不安
エコー検査で赤ちゃんが無事だったとしても「後遺症が残るのではないか?」と不安かもしれません。
基本的には定期検診で経過を見ていくしかありません。安定期になるまでは我慢です。
もし何かしらの検査を追加でしたいのであれば、出生前診断(NIPT)という手もあります。先天異常や染色体異常を見つける検査です。
血液検査でできて99%の精度を誇る、最新の検査手法です。
ただし基本的には自費診療になります。
※一番安いのは<青山ラジュボークリニック>さんで、同じ基本検査が88,000円(国内最安値)とどこよりもリーズナブルに受けることができるのが魅力です。