離患とは?
離患とは、その言葉の通り「患者様が院へ来なくなってしまう・離れてしまう」ことを指します。
「そういえば、最近あの患者さん来てないなー」
「今度予約するって言っていたけれど、連絡来ていないな…」
と感じたことはありませんか?
これがいわゆる「離患」です!
なぜ「離患」は発生する?
離患が起こる原因をいくつか挙げてみます。
①すっかり体がよくなってしまった
②施術に効果を感じなかった
③金銭面の問題
④スタッフ・院の雰囲気が合わないと感じた
⑤忘れてしまってそのまま
他にも様々な原因があるとは思いますが、大半は上記のいずれかに当てはまるでしょう。
②は情けない話ですが、③④は「それを言われちゃうと仕方ないよな」って感じです。
が、この中で整骨院側でも対策できる点が1つありますね。
⑤です!
「忘れてしまってそのままになった」というパターンの人!
正確にいえば③④も対策は打てますが、今すぐにでも対策を打てるのは⑤の状態の患者さんなのです。
離患を防ぐ方法
ハガキ(DM)を郵送する→電話をする
以上です。
【初級編】ハガキ(DM)を郵送
シンプルかつアナログな方法ですが、今でも成功している整骨院様では定期的にハガキを送っています。
ハガキが届くだけでも、あなたの整骨院を思い出してくれます。
さらに、デジタル化が進んだ分、このようなアナログな手法は希少性が増してきています。
近年、ハガキを送る整骨院様は減ってきています。ゆえに、今でも続けている整骨院様からは「年々反響が良くなっている」という声を聞きます。
【上級編】電話をする
電話でなくともメールまたはLINEでも構いません。
ハガキは、見ない人は本当に何も見ません。もう少しだけ踏み込んだ接触が必要になります。
そのための電話(あるいはLINE)です。
電話はつながれば、高い確率で再来院を促せます。しかし、
電話はハードルが高い!
そう思ってしまう先生が多いようですが、つまりは「電話をかけられる患者さんを一人でも多く作る」ことが離患の防止になるのです。
まとめ
今から離患を防ぐためには、昔ながらの方法ですがハガキは有効です。
また、電話は(今ではLINEも)とても高い確率で離患を防げます。そのためにも、初診あるいは日頃の治療時に「電話をしても大丈夫」な関係づくりを意識しましょう。