今や、集客手法としては当たり前になりつつあるSNSの活用。院の宣伝が始められる一方「集客に結びつかない」「フォロワーが増えない」といった壁に直面し、運用をやめてしまう先生も多いようです。
そこで、本記事ではSNSの中でも人気が高い「Twitter」「Facebook」「LINE」「Instagram」の4つのSNSについて、運用状況や工夫している点をクラウドを使ってアンケート調査。
効果的なSNS活用法について探っていきます。
依然としてFacebook人気が高い
整骨院で運用しているSNSの種類について。最も利用数が多かったのは
- Facebook 70%
- Instagram 35%
- Twitter 33%
- LINE@ 20%
- SNSは運用していない 20%
という回答が得られました。(併用している整骨院もあり)
「インスタ映え」が社会現象となり、若者を中心に人気を集めるInstagramですが、集客への活用はFacebookに比べるとまだまだといったところ。幅広い年齢層にアプローチできるFacebookの訴求力に期待している整骨院様が多いようです。
集客効果でもFacebookが一歩リード
SNSの運用で気になる所といえば、その効果です。実際に集客や販促面で効果を得られたと感じるSNSを挙げてもらいました。
- Facebookページ 45%
- Instagram 15%
- Twitter 15%
- LINE 7%
- まだ効果を実感できていない 22%
利用数と同様にFacebookが頭一つ出ている状況でした。
とはいえ「他のSNSに集客効果がない」というわけではありません。
上述した各SNSの利用者数をもとに効果を実感している人の割合を試算してみると、
- Facebookページ 62%
- Instagram 46%
- Twitter 42%
- LINE@ 36%
となり、Facebookに及ばないまでも、各SNSで効果を実感している整骨院経営者様が一定の割合でいることがわかります。
ただし、その人数は約4割にとどまり、各整骨院ともに試行錯誤の途中であることがわかります。
集客&販促効果を得るためには?
SNSの投稿頻度について。
- 1日に数回くらい 5.3%
- 1日に1回くらい 14.0%
と毎日更新している店舗は少なく、合わせても2割程度。逆に最も多かったのは
- 数日に1回くらい 35.3%
- それ以下 22.0%
という回答。更新頻度が少ない整骨院の方が多い印象です。
しかし、更新頻度の高さは、SNSの効果を得られるかどうかの大切な鍵となります。更新頻度が「1日に数回くらい」もしくは「1日に1回くらい」の整骨院では、約80%の経営者様が、「SNSで効果を実感している」と回答していくれました。
更新頻度とSNSの効果には、やはり密接な関係があるようです。