セルフエステの開業は、今後ますます厳しくなると予想されます。
以下はその理由です。
セルフエステが稼げない理由
競争の激化
インターネットが普及したことで、同じようなサービスの供給が増え、競争が激化しています。
また、価格比較サイトや口コミサイトが増えたことで、顧客はより価格に敏感になっています。
もっと安いところをいち早く見つけてしまいます。このため、セルフエステによる価格競争に参加することはますます困難になっています。
コストの増加
セルフエステは薄利多売のビジネスを行うため、大量集客・大量契約が必要ですが、それには大量の広告費や店舗稼働時間を必要とします。
また、マシンの維持費や材料費などの費用もかかります。これらのコストが増加すれば、薄利多売のビジネスを維持することが困難になる可能性があります。
顧客の価値観の変化
最近では、価格よりも質やブランドイメージなど、他の要素に価値を置く顧客が増えています。
これに対応するためには、価格競争に参加するのではなく、他の要素を強化する必要があります。
新技術の登場
新しいテクノロジーによって、より効率的で生産性の高い方法が生まれる可能性があります。
「完全無人」「自宅でエステ」のように、さらにコスト削減が可能になることで、薄利多売のセルフエステがますます難しくなる可能性があります。
人口が減っている
そもそも日本は人口が減っている国です。
大量の「新規客」に支えられるセルフエステにビジネスモデルは、"それだけでは"儲からない手法です。
以上の理由から、セルフエステのビジネスは今後、ますます厳しくなると予想されます。
しかし、顧客のニーズを的確に捉え、他社と差別化することで、成功する可能性はあります。
余談:セルフエステは好きです
ちなみにセルフエステ自体はいいと思っています。
新しいエステマシンを安く試せたり、あまりに肌荒れがひどくて人に見られたくない時などには利用しています。
とはいえ聞いたこともないセルフ施設には行く気は起きず、けっきょく『じぶんdeエステ』や『ボディアーキ』のような大きいところに落ち着きます。
なんだかんだ 安心感がありますからね。。
成功の鍵:フロント商品・バック商品
少しだけセルフエステでの成功の秘訣をご紹介すると。
うまくいっている店舗は、セルフエステを『フロント商品』にして、ブライダルエステや痩身エステなどの高価商品の宣伝をしています。
例えば「コンビニジム」で話題のチョコザップも、『バック商品』であるライザップの宣伝目的で作られています。
セルフエステ"だけ"では利益はほとんど得られないと思った方が良いです。
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