MRIなどで調べても原因となる病気は見当たらないが、繰り返し起こる頭痛を慢性頭痛と言います。
15歳以上の約4割が慢性頭痛に悩んでいると言われています。
慢性頭痛には『片頭痛(偏頭痛)』『緊張型頭痛』がありますが、最近トピックにもなっている片頭痛とハイパーナイフについて考察してみることにしました。
結論からいうと・・
✕ 片頭痛はハイパーナイフでは対策できません
〇 血行不良からくる緊張型頭痛はハイパーナイフで対策できます
片頭痛の原因
片頭痛のメカニズムは、脳の血管を取り巻いている三叉神経が外界から刺激されることで、血管を拡張する物質を放出し・脳の血管を拡張させることで痛みを発生させているのではないかと言われています。
原因には・・・
- 月経や排卵、出産や更年期等の女性ホルモンの変化
- 寝不足や寝過ぎ、飲酒
- まぶしい光や強いにおい、人ごみや騒音
- 天候や気圧の変化、湿度や温度
が挙げられます。要は"強い光"みたいな、外界から神経へ強い刺激が与えられることが主な原因になります。
ハイパーナイフ
ハイパーナイフは高周波によってカラダを温めるエステマシンです。
この温熱効果は肩こりなどの血行不良を改善できるので、血行不良からくる緊張型頭痛は対策できます。
実際に整骨院などにも導入されていて、肩こり・首こり治療のサポートに利用されます。そのまま頭痛が減ったという声も多くあります。
しかしながら、神経刺激による片頭痛を直接的に防ぐことはできません。
チェックしてみよう
(A)以下が当てはまる
- 痛みが4~72時間続く
(B)以下の内2つ以上当てはまる
- 頭の片側、もしくは両側に起こる
- 脈を打つようにズキンズキンと痛む
- 仕事や家事に支障がでる、または我慢できない痛みがある
- 動くと痛みが悪化する
(C)以下の内1つ以上当てはまる
- 頭痛が起こると吐き気がする
- 光や音に敏感になる
(A)、(B)、(C)がすべて当てはまると片頭痛です。
逆に言えばここに当てはまらないのであれば、緊張型頭痛です。
「ハイパーナイフで片頭痛が治った!」みたない口コミもけっこう見かけるのですが、そもそも緊張型だったという場合がほとんどなんです。
抗CGRP抗体療法
片頭痛の対策として血管を拡張させる物質の作用を止める薬が発売されました。
月に一度注射をするだけで、痛みの程度が軽くなったり 頻度が減ったりという効果があります。「抗CGRP抗体療法」と呼ばれます。
ただ 基本的には片頭痛の予防薬の効きが悪かったり 使えなかったりする方が対象であり、医療保険を使っても高額であることが難点です。
サプリメントとしては【ズツノンDr.】がおすすめです。
現役の内科医が自分自身の片頭痛をきっかけに、頭痛持ちの女性の為に2年以上の歳月をかけて開発されたドクターズサプリメントです。
頭痛研究者が推奨する、西洋ハーブやビタミン・マグネシウムなど、頭痛に効果のある8種類の漢方成分を配合。 片頭痛を未然に防ぐ効果が期待できます。