「ハイフ(HIFU)」は「高密度焦点式超音波」と言って、皮下の一点に超音波によるに熱を集めて加熱することによって、SMASという筋細胞に熱変性を起こし収縮させ 顔のほうれい線やたるみなどを改善する方法です。
まず結論ですが「ハイフ(HIFU)を受けることで癌になる」という科学的な根拠はありません。
ただし、ハイフを必要以上に頻回に行うことで『知覚鈍麻』が生じてしまい、がんの発見が遅れてしまう可能性はあります。
要するに違和感に気づきにくくなることで 早期発見ができなくなるのです。
例えば、頬の下のリンパ節などは「違和感」から発見になることが多いです。
神経が鈍くなっていると、その発見が遅れるリスクはたしかにあります。
ハイフは高頻度で通うものではない
ただし正しくハイフを受けていれば知覚鈍麻になることはほぼあり得ません。
筆者は本サイト内でも繰り返し言っているのですが、ハイフってそんな高い頻度で通うものではありません。
基本的にハイフは半年〜1年ほど効果が持続する施術です。
収束超音波によって焼いた筋膜は1週間や1ヶ月で元に戻ることはありません。
エステサロンでは売上UPのために「毎週しっかり通ってください!」みたいな営業をしているところもあるようですが、これはハイフに関してはNGです。
そもそも業界内でもエステサロンでのハイフ使用そのものが反対されているので、違法なものはやはりカラダにも良くないんですよね。
HIFU 施術は、医師の医学的判断及び技術をもってするのでなければ人体に危害を及ぼし、または危害を及ぼすおそれのある「医行為 6」にあたると考えられ、エステティシャン等が HIFU 施術を行うことは医師法に抵触するおそれがあります。
エステでも間隔をあけて通う
実際に 私たちがエステで受ける分には違法でもありません。詳しくは『ハイフ(HIFU)をエステサロンで受けるのは違法?』も参考にしてください。
なんだかんだハイフを提供しているエステサロンはたくさんありますし、中には"セルフで通い放題"というサービスもあります。月額制で安く通うことができます。
ただ、繰り返しになりますが ハイフというのは原理上、本来そこまで高頻度で通うものではありません。
上述にように知覚鈍麻によるリスクもありますので、できるだけ間隔をあけて(少なくとも2か月は)受けるようにしましょう。
ウルセラがおすすめ
ハイフの中でも医療機器として認定を受けているのは【ウルセラ】というマシンだけです。
湘南美容クリニックなどに導入されています。全顔:29,800円で受けられます。
また医療ハイフは半年に1回しか受けないので知覚鈍麻になるリスクもその分ないです。
健康リスクを考えるとやはり医療ハイフがおすすめです。